values

当研究所は、創造性を最大化するために、交換条件に応じません。「下請け」にも「先生」にもなりません。

それは、クライアントの美意識資源を正しく出力するという目的から鑑みて、「恐れ」がノイズになるからです。

本当に美しい作品をつくるためには、つくり手が取引の世界観から脱出しなければなりません。取引(納期/成果報酬/手段に関する制約と条件)は、関係者の脳内に恐れと不自由を生じさせ、美とは無関係な力とそれに伴う仕事を生み、作品に宿る美を濁らせます。

躊躇、遠慮、謙遜、忖度、自己犠牲、愛想…。それらは全て、不信と恐れから生じる「無駄」だと考えます。

恐れを抱える人間の手から、純粋な美は生まれません。

取引による恐れと不自由を解消しない限りは、いくらクライアントのために手を動かしても、クライアント、業界、社会、人類の役に立つデザインは生まれません。

それは正当化だ。とか、エゴだ。とか、逃げだ。とか言う人もあるでしょう。ただ、それはその人がそう思っていればいいのです。ぼくたちは、ただひたすらに、正直に、美を顕現するだけです。

支配しない。
依存しない。
取引しない。
恐れない。

それが、福田泰仁デザイン研究所の在り方です。